チキンジョッキーのスポーンや出し方、特徴について詳しく解説します。
チキンジョッキーはニワトリにモブが乗った状態で、とてもレアなモブの形態です。
この記事では、チキンジョッキーの出現条件から特徴、さらにはプレイヤーが遭遇しやすくするためのヒントまで、詳しく解説します。
もくじ
🐔 チキンジョッキーとは?
チキンジョッキーとは可愛らしいけれど油断できないレアな合体モブ、それが「チキンジョッキー」です。

チキンジョッキーは、子どものゾンビ系モブ(ゾンビ、村人ゾンビ、ハスク、ドラウンド、ゾンビピグリン)がニワトリに乗った状態で現れる、非常に珍しいコンビネーションモブです。
そのユニークな見た目からプレイヤーの注目を集めますが、子どもモブの攻撃性があるため意外な強敵となることもあります。
✅ 出現条件(スポーン条件)
チキンジョッキーの出現条件は、統合版とJava版で大きく異なります。
Java版(スポーン条件)
Java版では、子どものゾンビ系モブがスポーンする際に、非常に低い確率でニワトリに乗った状態でスポーンします。この際、ニワトリは子どもモブと一緒に新たにスポーンします。
また、スポーンする際に付近にニワトリがいると低い確率でチキンジョッキーとして子どもゾンビがスポーンします。
自然スポーンで発生するジョッキーの組み合わせ:
- ニワトリ + 子どもゾンビ
- ニワトリ + 子どもゾンビ村人
- ニワトリ + 子どもハスク
- ニワトリ + 子どもドラウンド(スポーン後の騎乗)
- ニワトリ + 子どもゾンビピグリン
統合版(出現条件)
統合版では、子どものゾンビ系モブがスポーンする際に、周囲にすでにニワトリが存在している場合、そのニワトリに自動的に騎乗します。
Java版と異なり、騎乗に使われるニワトリは既存のものであり、新たにスポーンするわけではありません。
自然スポーンで発生するチキンジョッキーの組み合わせ:
- ニワトリ + 子どもゾンビ(スポーン後の騎乗)
- ニワトリ + 子どもゾンビ村人(スポーン後の騎乗)
- ニワトリ + 子どもハスク(スポーン後の騎乗)
ゾンビが装備アイテムを拾うのと同様に、必ずニワトリに騎乗するわけでなく、騎乗できる子ゾンビ個体が存在します。
騎乗できる子ゾンビがスポーンする確率は0.75%です。そのため、子ゾンビのうち15%が騎乗可能な子ゾンビとなります。
ゾンビのスポーン種類 | 確率 |
---|---|
大人ゾンビ | 95.00% |
子ゾンビ | 4.25% |
子ゾンビ(騎乗可能) | 0.75% |
※子ども村人ゾンビも同様です。
📌 統合版の重要なポイント: プレイヤーが飼育しているニワトリや、スポーン地点に元々いるニワトリにも騎乗することがあります。そのため、周辺にゾンビがスポーンする場合はプレイヤーのサバイバル拠点内に突然チキンジョッキーが現れる可能性もあります。
統合版における騎乗判定
統合版では、子どもゾンビがスポーンする際、以下の範囲内にニワトリがいると騎乗する可能性があります。
モブ | 探索距離 | 最大失敗回数 |
---|---|---|
子ゾンビ | 半径16ブロック以内 | 20 |
子ゾンビ村人 | 半径16ブロック以内 | – |
子ハスク | 半径16ブロック以内 | – |
騎乗可能な子ゾンビで範囲内のニワトリが存在する場合は最優先で騎乗する行動をします。
注意点として対象となるニワトリは、成長した大人のニワトリのみです。子どもニワトリには騎乗しません。
子ゾンビの場合は最大失敗回数が設定されているため、スポーン後に時間が経過していると騎乗可能な子ゾンビだったとしても騎乗しなくなる場合もあります。
参考コンポーネント:minecraft:behavior.find_mount
騎乗する子ゾンビ亜種と騎乗モブ
ゾンビ系の自然発生する可能性のあるジョッキーは以下の通りです。統合版は動物モブにも騎乗する場合があります。
上のモブ 下のモブ | 子ゾンビ | 子ゾンビ村人 | 子ハスク | 子ドラウンド | 子ゾンビピグリン |
---|---|---|---|---|---|
ニワトリ | 統合版 Java版 | 統合版 Java版 | 統合版 Java版 | Java版 | Java版 |
大人ゾンビとその亜種 オオカミ(野生) ネコ(野生) ヤマネコ パンダ ブタ ウシ ムーシュルーム ヒツジ ウマとその亜種 ホッキョクグマ ラマ クモ 洞窟グモ | 統合版 | 統合版 | 統合版 | – | – |
🎯 出現しやすくする工夫
統合版向け出し方
チキンジョッキーは非常にレアなモブですが、特に統合版では以下の方法で出現を待ちましょう。

①ゾンビスポナーを活用するパターンです。
付近にリードに繋いだニワトリを待機させます。フェンス越しの場所で騎乗する子ゾンビのスポーンを待ちます。
大人ゾンビや騎乗しない子ゾンビをひたすら倒します。スポナーの周辺の湧き潰しが必要です。騎乗したことをすぐに確認することができます。
補足:ゾンビは攻撃距離と同等の距離で騎乗する設定のため、騎乗する子ゾンビがすり抜けてニワトリに騎乗できるようにし、騎乗しない子ゾンビや大人ゾンビを処理できるようにすると自動化することが可能です。

②トラップタワーを活用するパターンです。
湧き層にリードに繋いだニワトリを待機させます。しばらく(だいぶ)スポーンを繰り返し待ちます。
時々騎乗できる子ゾンビがスポーンしていないか確認します。

③自然スポーンでなんとかするパターンです。
フェンスなどで安全地帯を確保して、外側にニワトリをリードで繋いでおき、夜に子ゾンビのスポーンを待ちます。弓などで騎乗しない子ゾンビ以外をひたすら倒します。
④トライアルチャンバーを活用するパターンです。
トライアルチャンバーのトライアルスポナーでは、必ず子ゾンビがスポーンするスポナーもあります。
子ゾンビがスポーンする場所が見つかれば、一定数のクールタイムごとに訪れて騎乗する子ゾンビのスポーンを待つのがよさそうです。
Java版向け出し方
Java版は低確率でスポーンするのをひたすら待ちましょう。
ゾンビスポナーやトラップタワーでゾンビをたくさんスポーンさせているとそのうちチキンジョッキーもスポーンします。
🎁ドロップ
通常ドロップ
チキンジョッキーのドロップはゾンビとニワトリでそれぞれが騎乗していないモブと同様のアイテムや経験値をドロップをします。
レコードのドロップ
通常のドロップに加えてチキンジョッキーでは特別に

レコードのドロップの注意点
①先に騎乗している子どもゾンビを倒す必要があります。先にニワトリを倒してしまうと、チキンジョッキーではなく、通常の子ゾンビとなってしまいます。
騎乗する個体のままのため、慌てずニワトリを卵でスポーンさせるとチキンジョッキーとして復活することも可能です。
ただし、ニワトリよりも先に大人ゾンビなど他の騎乗モブに乗ってしまうかもしれません。その時はまた下側のモブだけを倒してニワトリに乗せるようにしましょう。
②自分(プレイヤー)が倒す必要があるので注意です。自分がなげたトライデントのピストラでも可能です。
💥 チキンジョッキーのユニークな特徴
チキンジョッキーは、単独のモブとは異なるいくつかの特徴を持っています。
特徴 | 内容 |
---|---|
移動速度 | 子どもゾンビと同様に素早く移動します。 |
落下耐性 | ニワトリが持つ「ふんわり落下」能力により、高い場所から落ちても落下ダメージを無効化します。 |
攻撃性 | 騎乗している子どもモブ(ゾンビ系)の性質に依存します。プレイヤーに対して敵対的です。 |
分離可能性 | 攻撃などで片方だけ倒すと子どもモブとニワトリが分離することがあります。 |
💻 コマンドで召喚する
クリエイティブモードやコマンドブロックを使えば、チキンジョッキーを意図的に召喚することも可能です。
Java版
Java版のチキンジョッキーのコマンドは、Passengers
タグを使って簡単に召喚できます。
/summon zombie ~ ~ ~ {IsBaby:1b,Passengers:[{id:"minecraft:chicken"}]}
統合版
統合版ではJava版とコマンド構文が異なります。Passengers
構文が直接サポートされていません。
統合版のチキンジョッキーのコマンドは、ニワトリを召喚してからrideコマンドで強制的に騎乗させます。
/summon chicken ~ ~ ~ ~ ~ minecraft:spawn_adult jcky
/ride @e[type=chicken, name=jcky] summon_rider zombie minecraft:as_baby
太陽の光があたる場所では子ゾンビが燃えてしまうため、ヘルメットを装備させてあげましょう。
/replaceitem entity @e[type=zombie] slot.armor.head 0 golden_helmet
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